”赤外線サーモフラフィ搭載ドローンの可能性を探る” in 鹿児島県姶良市

12月16日、17日の2日間に渡り、鹿児島県姶良市にある株式会社ランドアート様の敷地内で”赤外線サーモグラフィ搭載ドローンの可能性を探る”というタイトルのイベントを開催いたしました。

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赤外線サーモグラフィは、対象物の表面から放射される赤外線エネルギーを温度分布として捉えるものですが、最近では技術革新により小型軽量化が進み、ドローンにも搭載できるような機器が発売されています。これまでも赤外線サーモグラフィは、さまざまな点検や調査に活用されて来ましたが、基本的には地上からの撮影であり、空撮は有人ヘリや航空機などに搭載することによる火山調査への活用などに限定されていました。

しかし昨今では、ドローンと呼ばれる無人航空機への搭載が可能となったことで、これまでの赤外線サーモグラフィの活用の幅がさらに広がるのではないかという期待が高まっています。そこで、実際に赤外線サーモグラフィを搭載したドローンを所有している事業者の方々を対象に、赤外線調査の基本と撮影のポイントに関するセミナーと実際に建物を撮影する実習を行うイベントを開催することにしました。

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会場は、鹿児島県姶良市の株式会社ランドアート様の敷地内にある、以前は校舎として活用されていたモルタル塗りの建物です。いい感じにモルタルの膨れや剥離などを見ることができ、実習の教材としては最適ということもあり、今回ランドアート様の協力も得て開催に至りました。

1日目は、まず”赤外線サーモグラフィ搭載型ドローンによる活用事例”というテーマで、これまでにドローンで実測した外壁調査、法面調査、太陽光パネル調査の事例を用いて、赤外線の基礎理論や撮影ポイントをお話いたしました。

また、後半は、”赤外線サーモグラフィ搭載ドローン撮影テクニック”というテーマで、実際に赤外線サーモグラフィを搭載したドローンでの点検・調査実績を持つ中日本赤外線空撮の小林社長による、カメラの選び方やスペックの読み方を中心に、フライトシステムの紹介や飛行申請に関する話題まで幅広くお話していただきました。

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2日目は、朝から実際に建物を測定する実習です。今回は、実際にフライトを行なっている事業者様だけでなく、これから事業として取り組んで行きたいという建設関係の事業者様や空撮に興味を持っていらっしゃる方々も多数参加され、赤外線サーモグラフィを搭載した大型のドローンが空中から送ってくる画像をモニタ越しに熱心に見ていました。

今回の実習では、建物の近くでドローンを飛ばすことに慣れること、壁面との撮影距離の確認、撮影タイミングの把握など、どちらかといえば操縦方法に関する練習を中心に行いましたが、十分に赤外線サーモグラフィを搭載したドローンの有効性を確認することができたのではないかと思います。

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ドローンについては、飛行申請の問題やプライバシーの問題、安全性などフライトを行う以前にクリアしなければならない課題が存在していますが、このような活動を通じて、ドローンによる点検・調査の有効性が広く認知されることを願っています。なお、今回のイベントの詳しい様子や調査事例については、1月13日にDアカデミー様で行われるセミナーでもご紹介して行きます。詳しい情報はこちらをご覧ください。http://d-academy.co.jp/news.html また、弊社でも第二回のイベントを企画しております。詳細が決まりしだいホームページで発表させていただきます。

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ドローンから赤外線サーモグラフィで撮影した桜島

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